浦和対神戸で起こった一幕をJリーグ公式ツイッターが公開　「指示を出させません」

　Jリーグが、J1リーグ第31節浦和レッズ対ヴィッセル神戸で起こった一幕を公式ツイッターで公開した。浦和が獲得したFKの際、DF槙野智章が飲水しながら神戸GK前川黛也の前に立ちふさがり、指示を出させず。思わず前川も笑ってしまった様子にファンからも反響が寄せられている。

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　サンフレッチェ広島の下部組織出身で2006年にトップチーム昇格を果たした槙野は10年12月にドイツのケルンへ移籍。12年から浦和でプレーしている。日本代表としても活躍し、18年ロシア・ワールドカップ（W杯）メンバーに選出。西野朗監督が率いた同大会で、グループリーグ第3戦のポーランド戦（0-1）に出場した。

　今季は新型コロナウイルスの影響を受けた中断後、ベンチ外となる時期もあったが、主力に返り咲きここまで24試合に出場。最終ラインで奮闘を続けている。

　そんななか、1-0で浦和が勝利した神戸戦で起こった一幕をJリーグ公式ツイッターが公開。0-0の後半35分、浦和がゴール正面約25メートルの位置でFKを獲得した。神戸の選手が壁となり、並ぶ際にGK前川が指示を出すが……飲水中の槙野が前川の前に立ちふさがり指示を“阻止”。思わず、前川も笑みがこぼれた。Jリーグ公式ツイッターはこの様子を動画で公開している。

「ゴール前に注目　飲水中の #浦和レッズ #槙野智章 選手が相手ゴールキーパーに指示を出させません　これには、#ヴィッセル神戸 の#前川黛也 選手も思わず笑顔に」

　このやり取りにファンも「街で人とすれ違う時たまになるやつｗ」「これはオモロイな！」「さすがエンターテイナー！」「腹立つやつw」「槙野選手のずる賢さ笑」と、“珍シーン”に愉快な気持ちとなったようだ。