「メッシ後の次なる偉大な選手」 ドルトムント“16歳神童”、最年少デビュー間近に海外注目
16歳になったばかりのFWムココ、ヘルタ戦出場ならブンデス最年少出場記録を更新
ドルトムントの神童に海外メディアも熱視線を送っている。20日に16歳の誕生日を迎え、ブンデスリーガデビューが期待されるU-20ドイツ代表FWユスファ・ムココを、スペイン紙「マルカ」は「メッシ後の次なる偉大な選手」として特集している。
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カメルーン出身のムココは2016年に12歳でドルトムントに加入し、すぐにU-17チームへと飛び級で昇格。14歳の時にはすでにU-19チームでプレーし、得点を量産する規格外のパフォーマンスを見せ、U-20ドイツ代表としても活躍している。
ムココは20日に16歳の誕生日を迎え、ブンデスリーガでの出場が可能になる。現地時間21日の敵地ヘルタ・ベルリン戦でトップデビューの期待も高まっている。出場すれば元ドルトムントのトルコ代表MFヌリ・シャヒン(アンタルヤスポル)が持つブンデスリーガの最年少出場記録、16歳と355日を塗り替えることになる。シャヒンはドイツ誌「キッカー」のインタビューで、「彼にU-19は簡単過ぎる」と語り、ムココの実力はすでにユースレベルを大きく超えていると絶賛していた。
そして、スペインのマルカ紙は次代のスターとしてムココを特集。「ムココはドルトムントのシニアチームで出場可能になる。メッシ後の次なる偉大な選手だ」との見出しで報じた。同紙によれば、ムココはドルトムント加入後の84試合で127得点という驚異的なペースで得点を重ねているという。
また、同紙はドルトムントユースでムココと同僚だった現ウエスカのU-21スペイン代表FWセルヒオ・ゴメスのコメントを掲載。出会った14歳の時点で、すでに異彩を放っていたと語っている。
「僕が最初に(ドルトムントの)U-19に入った時、14歳の彼はすでにU-17チームでプレーしていた。どの試合でも彼はゴールを決めていたよ。有力リーグには多くの有望な選手がいるけど、あの年齢であそこまで際立っている選手はそういない。彼には多くの長所がある。速くて、試合を読み、スペースを突く攻撃ができる。ゴール前では危険な存在だ」
同僚選手からも一目置かれる存在のムココ。トップデビューも間近で、世界中から注目を集めているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)