超絶ルーキー三笘、圧巻の70mドリブル突破&アシストに称賛 「誰にも止められない」
後半アディショナルタイム、自陣でボールを拾うとドリブルで持ち込んで小林の得点を演出
川崎フロンターレのMF三笘薫は、18日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の関係で繰り上げ開催された第30節の横浜F・マリノス戦(3-1)で1得点1アシストと勝利に貢献した。約70メートルをドリブルで駆け抜け、絶妙なアウトサイドキックでダメ押し弾をお膳立てしたプレーに、「誰にも止められない」とJリーグ公式ツイッターも称賛している。
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J1首位を快走する川崎は、横浜FM戦でも勢いを見せつける。後半8分、途中出場のMF三笘がリーグ7位タイとなる今季12ゴール目を決めて先制。直後に一度は同点に追いつかれたが、後半45分にDFジェジエウ、同アディショナルタイムにFW小林悠と勝負どころで立て続けに得点を奪い、3-1で勝利した。
21日の第28節・大分トリニータ戦に勝てば、J1が現行の18チーム34試合制で争うようになった2005年以降では最速の29試合目で通算3度目となる優勝が決まる。
そのなかで、ルーキーの三笘は先制点以外にも見せた。後半アディショナルタイム5分、自陣ゴール付近で味方のクリアボールを拾い、そのままドリブルを開始。左サイドのタッチライン際を駆け上がると、センターライン付近で食らいつく相手MF渡辺皓太を振り切り、カバーに来たDFチアゴ・マルチンスの逆を突いて一瞬で抜き去る。そして、最後は右側からDF畠中槙之輔が寄せてきたところで右足アウトサイドで中央に出し、小林のフリーのシチュエーションを作り出した。
Jリーグ公式ツイッターは「カウンター炸裂!! 自陣でボールを受けた 川崎フロンターレの三笘薫選手が得意のドリブルで独走。小林悠選手へアシスト 彼のドリブルは誰にも止められない!!」と動画を公開。ファンからも「これは、すごい…」「ほんと三笘エグいて」「何度見ても痛快」「今、最も日本代表で観たい選手!!」と驚きの声が上がっている。
ルーキーとは思えぬ成熟した三笘のプレーは、Jリーグで旋風を巻き起こしている。