29日に全体練習に合流　昨年10月にハットトリックを達成した相手から復活弾なるか

　マインツの日本代表FW武藤嘉紀がついに帰ってきた。右ひざ外側側副じん帯損傷のために離脱していたが、29日のチーム練習に復帰。4月2日のアウクスブルク戦でメンバー入りする可能性が浮上した。クラブ公式サイトが伝えている。

　武藤は2月6日のハノーバー戦で足を引きずりながら途中交代。その後の精密検査で右ひざ外側側副じん帯の損傷が発覚し、戦列を離れていた。

　先週からすでにボールを使ったトレーニングを再開していた。公式サイトでは「今季のマインツで、チーム2位のゴールスコアラーは土曜日のアウクスブルク戦に帰ってくる可能性がある」と、ブンデス初挑戦のシーズンで7得点を挙げているチームの貴重な得点源の復帰を伝えている。

　3試合勝利から見放されている（2分1敗）マインツにとっても、武藤の復帰は朗報だろう。アウクスブルクは昨年10月に敵地でハットトリックを達成していただけに、良いイメージを持って試合に臨めるはずだ。

　ロシア・ワールドカップ出場に向けてアジア最終予選進出を決めた日本代表への復帰も視野に、23歳のFWがドイツで再び一歩を踏み出そうとしている。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images