エリクセン、プレミア復帰の可能性浮上 “トレード移籍”で古巣の天敵アーセナル入りか
アーセナルのジャカとのビッグトレードをインテルが画策
今年1月の移籍市場で、トッテナムからインテルへ加入したデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが、イングランドに戻ってくるかもしれない。しかも、その移籍先はトッテナムの最大のライバルであるアーセナルになる可能性があるという。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が伝えている。
2019-20シーズン限りでトッテナムとの契約が満了を迎える予定だったエリクセンだが、インテルは契約満了の半年前に1700万ポンド(約25億円)の違約金を支払い、獲得に動いた。大きな期待を寄せられてインテルに加入したが、アントニオ・コンテ監督の下では、構想外になりつつあった。
母国のデンマーク公共放送「TV2」では。「自分が夢見た状態ではない。すべての選手が可能な限りプレーしたいが、ピッチに行く選手は監督が決める。ファンは僕がプレーする姿をもっと見たがっているし、僕もプレーしたい。でも、監督が違う考えを持っていて、僕はそれに従わないといけない。複雑な状況だ」と、コメントしている。
こうした状況のなか、インテルはコンテ監督の希望に沿い、チェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテとエリクセンのトレードを狙ったが断わられている。そこで、新たにアーセナルのスイス代表MFグラニト・ジャカを獲得のターゲットにしたという。
記事では「インテルはすでに水面下でアーセナルにジャカを放出し、エリクセンを獲得する意向があるかを確認している」と言及。来年、1月の移籍市場オープンに向けて、動きを進めているという。
ジャカは今季、アーセナルで公式戦10試合に出場しているが、昨季途中にはファンとの衝突もあり、主将をはく奪されている。インテルに対し、どのような反応を示すのかが注目される。
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(FOOTBALL ZONE編集部)