「もうちょっと浮かして打てば…」 鈴木武蔵、GKとの1対1決められず猛省「まだまだ未熟」

W杯決勝T常連のメキシコから学んだ勝負強さ 「ゲーム運び、我慢するところ、決め切るところ」

 昨年12月のE-1選手権以来10カ月ぶりの活動となった10月のオランダ遠征では、カメルーン(0-0)、コートジボワール(1-0)と対戦。発足当初から成熟させてきたシステム「4-2-3-1」と、「3-4-2-1」を併用して1勝1分だった。13日のパナマ戦(1-0)はMF南野拓実(リバプール)、MF久保建英(ビジャレアル)が揃って先発し、「3-4-2-1」を採用。メキシコ戦では4バックを採用したが、終わってみれば悔しさが残る結果となった。後半に入ってギアを上げたメキシコ相手に実力を見せつけられ、決定力でも差が出た。

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「(ヒメネスは)前半もメキシコはそんなにチャンスがないなかで、一つのチャンスを決め切る。プレミアでやっているだけあって、僕も勝負強さが出てこないと上で戦っていけない。悪い時間帯があってもメキシコは後半に人が代わって、レギュラー陣の選手が入ってきて流れが変わった。ゲーム運び、我慢するところだったり、決め切るところ。一つ(日本より)レベルが高い。自分たちがそういうチームになっていきたい」

 課題は多く残ったものの、年内ラストマッチでワールドカップ(W杯)直近7大会連続で決勝トーナメント進出を続けているメキシコという最高の“お手本”を目の前に経験できたことは収穫。所属クラブで一つずつ、差を埋めていかなければいけない。

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