スタメンで7戦連続不発の宇佐美「自分で仕留めるシーンが足りなかった」

激化するポジション争いに生き残れるか

 FW本田圭佑(ACミラン)やFW岡崎慎司(レスター)、MF香川真司(ドルトムント)など海外組メンバーとポジションを争う宇佐美。初参加のW杯予選は結局、7試合で1得点という結果に終わった。FWハーフナー・マイク(ADOデン・ハーグ)やFW金崎夢生(鹿島)という新戦力も台頭し、ハリル監督も新たに4-4-2システムを採用するなど、発足2年目を入りハリルジャンパンは変革期を迎えている。

 指揮官から絶大な信頼を得ている宇佐美だが、シリア戦を含め代表で先発した試合は7試合いずれも不発と起用に応えることはできていない。

「チームではG大阪のためにやりますけど、生き残っていけるようにやりたいと思います」

 代表生き残りを懸けたサバイバルはより激しさを増していくだろう。課題に直面した宇佐美は、代表で確たる地位を築き上げることができるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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