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「本当に悪い日」 レーブ監督、スペイン戦の歴史的大敗を悔恨「何も機能しなかった」
ネーションズリーグの最終節スペイン戦で0-6の歴史的大敗
ドイツ代表は現地時間17日に行われたUEFAネーションズリーグのリーグA・グループ4の最終第6節でスペイン代表に0-6と歴史的大敗を喫した。ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督は、「何も機能しなかった」と機能不全を嘆いた。
各グループ1位の4チームだけが決勝トーナメントに進出するなかで、リーグA・グループ4はスペインとドイツの一騎打ちとなった。しかし、迎えた直接対決はスペインがドイツを圧倒する一方的な展開となった。
前半17分にFWアルバロ・モラタ(ユベントス)のゴールで先制すると、FWフェラン・トーレス(マンチェスター・シティ)がハットトリックを決めるなどのゴールラッシュでスペインが大量6得点をゲット。ドイツはゴールを奪うことができず、終わってみれば6-0と衝撃的なスコアでスペインが勝利を飾った。
この結果、スペインは勝ち点を11に伸ばし、同9のドイツを逆転して首位に浮上。見事にベスト4への切符を手にした。
代表史上最大得点差での敗北となったドイツ。この歴史的敗戦にレーブ監督も落胆の様子だ。UEFA公式サイトが監督のコメントを伝えている。
「後半はマンツーマンでプレーし、相手にプレッシャーをかけ、得点をして試合を取り戻そうとした。しかし、スペインがよりも速く、より正確な良いプレーをしていた。私たちにはチャンスがなかった。招集した選手を信頼しているし、良い道を歩んでいると言ってきた。だが、今日の試合を見ている限りでは、私たちが考えているような進歩はできていなかった」
スペインに力の差を見せつけられた試合で、レーブ監督はチームが完全に機能不全に陥っていたと振り返った。
「本当に悪い日になった。何も機能しなかった。ボディランゲージも、身体の強さも何もなかった。勇敢にプレーし、攻撃したかったが、攻撃も守備も機能していなかった。先制点を奪われた後、私たちは自分たちのアイデアやコンセプトを放棄し、無駄に走り回っていた。組織的なプレーができず、オープンスペースを与えていた。今夜はそれが致命的となった」
ドイツにとっては悔やんでも悔やみきれない大敗となってしまった。
(FOOTBALL ZONE編集部)