ドルトムント“売却済みベスト11”を海外選出 現役Jリーガーがタレント軍団に名を連ねる
レバンドフスキやオーバメヤンとともに、名古屋GKランゲラクが選出される
ドイツの強豪ドルトムントは若手選手の発掘や育成に長け、ビッグクラブに多くの実力者を送り出してきた。英メディア「Sportskeeda」はそんなドルトムントが過去に売却した選手だけを集めたベストイレブンを選出。バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキらとともに現役Jリーガーも名を連ねている。
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今もドルトムントが彼らを売却していなければ――。そんな“もしも”の世界があれば、ドルトムントは世界屈指のタレント軍団になっていただろう。そんなチームのGKとして選出されたのはJ1名古屋グランパスでプレーするミチェル・ランゲラックだ。
32歳のオーストラリア人守護神は2010年から15年までドルトムントに在籍。トップチームでの出場は19試合にとどまったが、そのうち13試合でクリーンシートを達成するなどインパクトを残した。その後シュツットガルト、レバンテを経て2018年に名古屋へ移籍。Jリーグファンにはお馴染みの守護神がスター揃いの11人に名を連ねた。
その前を固めるディフェンスラインは、右からモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ(インテル)、元ギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロス(アーセナル)、ドイツ代表DFマティアス・ギンター(ボルシアMG)、元ドイツ代表DFエリック・ドゥルム(フランクフルト)の4人が選出された。
中盤にはセントラルMFとしてMF香川真司とも親交が深いことで知られるドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)。右サイドにフランス代表MFウスマン・デンベレ、(バルセロナ)。左サイドにアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチ(チェルシー)、そして攻撃的MFとしてアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン(ローマ)が配置されている。
そして2トップは今をときめくストライカーが2人。ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)と、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(アーセナル)。いずれもドルトムントでリーグ得点王の実績を残しているうえ、新天地でも同様にリーグ得点王に輝いている。
なお、この11人の選手の売却額の合計は4億ユーロ(約495億円)を超えているという。ドルトムントの目利きと育成力がいかに優れているかを物語る数字と言えるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)