本田が圧巻の出場6戦連発! 無失点で最終予選進出も「強い相手は甘くない」と警鐘を鳴らす
「一人ひとりが成長するしかない」
本田が指摘したとおり、GK西川周作(浦和)のファインセーブもあって無失点で切り抜けた日本だったが、1-0や2-0の時点で「あわや」というシーンは少なからずあった。そこでゴールを奪われていれば、全く違うゲーム展開になっていた可能性が高い。所属のミランでは右サイドハーフでプレーし、チームにバランスをもたらす存在として重宝されているだけに、思うところもあったのだろう。
一方で、24日のアフガニスタン戦では多くの新戦力が試合に出場して結果も出している。競争が激しくなっているこの代表チームについて、「一人ひとりが成長するしかないと思うので、もっと貪欲に練習に取り組んでいきたいと思います」と、個々のレベルアップがチーム力アップにつながると話した。日本人選手としてトップクラスの実績を持つ男は、9月にスタートする最終予選に向けて、満足することなく成長を続ける心構えで臨んでいく。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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