ハリルの”空振りヒール”から終盤3ゴール! 指揮官がプレーで「スペクタクルな試合」を演出
2戦連続の5-0快勝、無失点での最終予選進出にご満悦 「選手におめでとうと言いたい」
日本代表は29日に行われたロシアワールドカップ2次予選シリア戦に、5-0で勝利した。チームを率いるバヒド・ハリルホジッチ監督は「スペクタクルな試合でした」と、チームを称賛した。
試合は前半17分、香川真司のクロスを相手GKがパンチングに行ったがDFの顔面に当たりオウンゴールで先制。シュートチャンスを多く作る中で、なかなか追加点を奪えない展開が続いたが、後半21分に香川のスーパーボレーで2-0とし、同41分にはカウンターから香川のクロスを本田が頭で合わせて4-0、その4分後には再び香川真司がこの日2点目をマーク。アディショナルタイムには、長友佑都のクロスを途中出場の原口元気がヘディングで叩き込んだ。
守備でも終盤に意地を見せるシリアの猛攻を受けたが、GK西川周作が立て続けのファインセーブでゴールマウスを割らせず、2次予選全試合無失点で終えた。この戦いぶりに指揮官も合格点を与えた。
「いい試合をしました。スペクタクルな試合でした、5点も獲れましたからね。選手におめでとうと言いたいです。そしてずっと我々を応援してくれる皆さんにもありがとうと言いたいです。失点せずに勝ったことも素晴らしかったと思います」
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