東京五輪世代MF、50m超ロングシュート弾が反響拡大 「イニエスタを唖然とさせた」
湘南MF齊藤、2015年以降のJ1では2番目に長距離のロングシュート弾で強烈インパクト
湘南ベルマーレのMF齊藤未月は、15日に行われたJリーグ第27節ヴィッセル神戸戦でハーフウェーラインから50m超のロングシュートを叩き込み、2-0の勝利に貢献した。海外メディアも「イニエスタとその同僚を唖然とさせた」と驚きを持って報じている。
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元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタらを擁する神戸と敵地で対戦した湘南は、前半から積極的なゲームを展開すると、後半33分に華麗なパスワークから最後はDF岡本拓也が右足を振り抜き先制。ホームの神戸が前がかりに攻めてくるなか、同39分に驚愕のスーパーゴールが決まった。
神戸がビルドアップするなか、左サイドのハーフウェーライン付近で元日本代表DF酒井高徳がパスを受けた瞬間に、齊藤が距離を詰めてボール奪取。ルックアップして相手GK飯倉大樹が前に出ていることを確認すると、間髪入れずに右足を振り抜いた。高く上がったシュートは飯倉の頭上を越えてそのままゴールへ。50メートル以上の距離から驚愕の“ハーフウェーライン弾”を叩き込んだ。
データ分析会社「オプタ」は、齊藤の一撃は2015年シーズン以降ではJ1で2番目に長い52.97m(1位はMF藤本淳吾の53.06m)を記録したと発表していた。
ベトナムメディア「Bongdaplus」も「フィールド中央からのスーパーな一撃は、イニエスタとそのチームメイトを唖然とさせた」と見出しを打ち、名門バルセロナやスペイン代表で長年プレーしてきたイニエスタにとっても驚くものだったと報じている。
齊藤は東京五輪世代のボランチで、2017年以降は湘南の主力として成長を続けている。年代別代表でも活躍してきたが、今回の超ロングシュート弾でさらにその名前は世界へ広がっていきそうだ。