イニエスタ、元バルサの盟友“小さな巨人”の現役引退を惜別 「君のような素晴らしい人と…」
元バルセロナのマスチェラーノが現役引退を決断 元同僚のイニエスタがメッセージ
リバプールやバルセロナなどで活躍した元アルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノ(エストゥディアンテス)が現役引退を発表した。古巣バルセロナで共闘したヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは公式インスタグラムでメッセージを送っている。
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マスチェラーノはアルゼンチンの名門リーベル・プレートで頭角を現し、ブラジルのコリンチャンス、イングランドのウェストハムを経て2007年にリバプールに加入。さらに10年にはバルセロナへ移籍し、リーガ・エスパニョーラ4度、UEFAチャンピオンズリーグ2度の優勝に貢献するなど中心選手として活躍した。
アルゼンチン代表としても同国歴代最多の147キャップを記録。身長170センチの“小さな巨人”は、その驚異的なボール奪取力を武器にトップレベルを戦い抜いてきた。
18年からは中国の河北華夏、そして19年はアルゼンチンのエストゥディアンテスでプレーしてきたが、36歳でついにスパイクを脱ぐことを決断。記者会見では「私は今日をもってプロサッカー選手を引退すると発表します。アルゼンチンでキャリアを終える機会をくれたクラブに感謝します」と語り、母国での引退を宣言した。
マスチェラーノは10年8月から18年1月まで約7年半にわたってバルセロナに在籍。古巣でともに活躍したイニエスタが公式インスタグラムでメッセージを送っている。
「この新しいステージでの成功を願っております、マイフレンド @mascherano14(マスチェラーノのアカウント)。君のような素晴らしい人とロッカールームを共にしたこと、交わした会話、出会えたことに感謝!!」
盟友を称える言葉にはバルサ時代にがっちりと握手している2ショットを添えた。イニエスタにとって、苦楽をともにした仲間の引退は寂しいものとなったようだ。