本田のミラン愛と逆襲劇を伊メディアが称賛 「幸せな第2ラウンドへ」と契約延長を示唆
放出間近な存在からの見事な大逆転 「今や不動のプレーヤーへと変化」
ACミランの日本代表FW本田圭佑は、29日に行われるロシア・ワールドカップのアジア2次予選シリア戦に備えてハリルジャパンの活動に合流しているが、ミランでの復活劇についてイタリアメディアが報じている。ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」は、「本田のミランへのコミットメント。ブーイングから称賛への逆襲と、近づく契約延長」と特集している。
記事ではまず、放出間近な存在となっていた今季の本田が、いかに見事な逆襲劇を見せたかについて論じている。
「本田がいかにミランというチームのために犠牲と献身を厭わない存在であるか、ミラニスタは遂に理解した。実際のところ、冬の移籍市場の前には本田圭佑という日本人選手のミランでの冒険は、ほんの数週間で終わりを告げるのだと見られていた。
しかしその論争は、彼がいかに有用であり、ミハイロビッチのチームにとって価値のある存在であるかを示したことで終わった。今や右サイドで役割を増し、監督からの信頼も受け、不動のプレーヤーへと変化した」
記事では、本田が2014年1月に“ゼロ円移籍”でロシアのCSKAモスクワから加入し、ミランの10番を背負ってのプレーぶりについても振り返っている。