日本代表、遠征先オーストリアがロックダウンもメキシコ戦開催の方向 指揮官明かす「準備している」

日本代表の森保一監督【写真:AP】
日本代表の森保一監督【写真:AP】

森保監督がメキシコ戦に向けた公式会見に臨む

 日本代表の森保一監督は16日、オーストリア・グラーツで行われる国際親善試合メキシコ戦(17日/日本時間18日)に向けて、公式会見に臨んだ。現地ではオーストリア政府から17日から3週間のロックダウン(都市封鎖)が指示されたが、指揮官は「試合をさせてもらえるということで準備をしている」と説明した。

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 欧州では新型コロナウイルスの感染拡大が広がるなか、オーストリアでは11月から夜8時から朝6時までの夜間外出禁止措置を実施していた。だが、感染拡大は止められず、同国は欧州でも感染率が高くなっている。これを受け、同国の政府は日本代表戦が行われる17日から3週間のロックダウンが決定。それでも、現時点では開催の方向で調整を続けていると森保監督は説明した。

「私たちもその状況は確認している。もともと活動ができるのかとも思っていたし、第1戦(パナマ戦)もどうなるかというなかでやらせてもらった。より規制が厳しくなるという話を関係者からは聞いているが、現在のところでは試合をさせてもらえるということで準備をしている。現場は直接的に情報交換をするわけではないので、まずは試合に向けた最善の準備をして、関係者に対応をしてもらう形で準備している」

 13日のパナマ戦では3バックを採用して、MF南野拓実(リバプール)のPKで1-0の勝利を掴んだ。次のメキシコはFIFAランク11位、ワールドカップ(W杯)でも自国開催の1986年大会でベスト8入りを果たした後、7大会連続ベスト16入りを果たしている強豪だ。森保ジャパンにとっても来年3月以降のW杯予選に向けて貴重な強化試合。選手にとっては、いつも以上に緊張感ある一戦となりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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