日本代表MF扇原がC大阪3人目の指揮官に期待 ベネズエラ戦に向けては「攻撃の組み立て役になりたい」
新体制となるC大阪に「いい方向に行くのでは」
日本代表MF扇原貴宏が8日、所属するC大阪のマルコ・ペッツァイオリ監督の解任を受け、「いい方向に行くのでは」と今季2度目の監督交代というカンフル剤が奏功することを祈った。
「セレッソの監督交代? 聞きました。僕は全然気にしていない。いい方向に行くんじゃないですか。俺がいうことじゃないけど……。僕は会ったことありませんが、大熊さんはみんな知っている。やりやすいのでは」
8日の日本代表の練習後にこう語った。開幕前に優勝候補の一角に推されたチームはリーグ戦11試合勝ち星なし。J2降格圏の16位と低迷している。
今季契約を結んだランコ・ポポビッチ監督を6月に解任していたチームは、扇原が代表合宿に参加中に、後任のペッツァイオリ監督を解雇するという荒療治に出た。今季3人目となる指揮官には大熊裕司氏が就任。同氏はこれまでU-18C大阪でを率いており、誰もが知っている人物。大熊監督ならコミュニケーションも取りやすく、チームを一丸にできるかもしれない。扇原も新監督に大きな期待を抱いている様子だった。
一方、9日のベネズエラ戦については「試合に出たらボールに触って攻撃の組み立て役になりたい。チームのために走りたい」。途中出場が濃厚だが、奮起を誓っていた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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