「狂気のコントロール」 名手マルセロ、驚きの足裏“吸盤トラップ”に再注目「魔法!!!」
CL公式SNSが2018年バイエルン戦で披露した美技を回顧
スペインの名門レアル・マドリードで数々のタイトル獲得に貢献してきたブラジル代表DFマルセロは、今季在籍15シーズン目を迎えている。「世界最高の左サイドバック(SB)」の地位を確立した一方、局面で見せる華麗なテクニックでファンを魅了してきたが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)公式SNSは2017-18シーズンの同大会で披露した“足裏トラップ”に再注目。動画を公開すると、ファンから「狂気のボールコントロール」「魔法!!!」といった声が上がっている。
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マルセロは今から14年前の2006年11月15日に、母国フルミネンセからレアルへの移籍が発表された。07年1月の加入以来、長年にわたって“白い巨人”の左サイドに君臨すると、これまでリーガ・エスパニョーラ優勝5回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇4回など数々の栄冠を手にしてきた。
今回、CL公式ツイッターとインスタグラムが投稿したのは、18年4月25日に行われたCL準決勝バイエルンとの第1戦(2-1)でのワンシーンだ。マルセロはこの試合、ボレーシュートで同点ゴールを叩き込んだが、話題を呼んだのは後半15分の場面。自陣右サイドからのロングパスに対し、マルセロは素早く落下点を見極めると、ボールを弾ませることなく左足裏でピタリとトラップ。稀代のテクニシャンはボールを収めたままクルっと反転して、何事もなかったかのようにプレーを続行したが、まるでマルセロの左足に吸い寄せられるかのような足裏“吸盤トラップ”に、当時海外メディアやファンも驚きの声を上げていた。
この再投稿映像に世界各国のファンが反応。SNS上では「狂気のボールコントロール」「美しい」「何度見ても素晴らしい」「魔法!!!」「足に磁石が付いている」「真の一流」など、称賛の声が上がっていた。32歳となった現在も熾烈なポジション争いを展開しており、“白い巨人”の左サイドで美技を見せてくれそうだ。