今夏バルサ退団のスアレス、古巣や盟友メッシに言及 「友人が問題を抱えているのは…」
アトレティコで6戦5ゴールのスアレス、バルサ退団の経緯は「悲しかった」
ウルグアイ代表FWルイス・スアレスにとって、この夏は自身のキャリアにとって大きな転機となった。ロナルド・クーマン監督率いるバルセロナから“構想外”を突き付けられ、リーガ・エスパニョーラのタイトルを争うアトレティコ・マドリードに移籍したが、スペイン紙「マルカ」のインタビューで移籍の経緯と現況、そして盟友だったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて言及している。
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昨シーズンは負傷などがあったものの、ブラジル代表FWネイマール(現パリ・サンジェルマン)を含めた「MSNトリオ」の一角として、スアレスはバルサ不動のセンターフォワードとして存在感を放った。そんな世界屈指のストライカーだが、年齢面も考慮されてか2020-21シーズンを前にクラブ側から“構想外”とされた。
「彼らは俺を必要とせず、誰もが自ら決断しなければいけないし、俺自身もそれを受け入れなければいけなかった。俺はアトレティコで生きていかないといけないが、(バルサの)友人たちが問題を抱えているのは切ないね」
アトレティコが開幕7戦無敗(5勝2分)と良いスタートを切り、自身もリーガ6試合5得点と好調をキープするなかで、3勝2分2敗と思うように勝ち点を積み上げられない古巣を慮った。また公私ともに仲の良いメッシについては、このように語っている。
「俺たちはたくさん話しているよ。正直に言うと、プライベートの生活面でのことだ。最近、どっちも子供の誕生日を迎えたんだ。人生やコロナウイルスなどいろいろ話すけど、サッカーについては話さない。俺たちはサッカーよりも、家族がどうであるかに関心があるんだ」
きっちりとオンとオフを分けているからこそ友人関係が続いているという証だが、バルサ退団については「俺が去った経緯については悲しかったし、傷ついた。それでも(自分を)誇りに思っている。幸福を見つけて、今シーズンを楽しんでいるよ」とも話している。ともに今夏の移籍市場で“バルサ退団”が大きく報じられたスアレスとメッシだが、現時点ではスアレスのほうが充実感を抱いているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)