ハメスを蘇らせた名将アンチェロッティ、次なる“再生候補”は元教え子のイスコか
かつてレアルで2シーズンにわたってともに仕事をしたイスコの獲得を希望
レアル・マドリードからエバートンへ加入したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの移籍は、2020年夏の移籍市場で最も大きな成功となった例の一つだ。かつてレアルを率いていたカルロ・アンチェロッティ監督の強い希望もあり実現した形だったが、イタリア人監督は、冬の移籍市場で再びレアルからスターの引き抜きを考えているという。スペインメディア「Okdiario」が報じている。
昨シーズン、ジネディーヌ・ジダン監督の下で構想外となっていたハメスは、エバートンに加入してから大活躍を見せており、リーグ戦7試合で3ゴールを記録。見事にハメスを蘇らせたアンチェロッティ監督は、冬の移籍市場でレアルのスペイン代表MFイスコ獲得をクラブに要求しているという。
28歳と選手としてのピークに入ったイスコだが、今季はレアルでベンチ要員となっており、バルセロナとのクラシコでは出場機会もなかった。2013年にアンチェロッティ監督がレアルの指揮官に就任した同じタイミングでレアルに加入したイスコは、そのシーズンに重要な働きをした。記事では、「アンチェロッティ監督の下で過ごした2シーズン、イスコは最高のパフォーマンスを見せていた」と伝えている。
さらに「レアル・マドリードはイスコへのオファーに耳を傾ける」とし、その理由について「この難しい状況のなかでは、収入を求めており、イスコの放出では2000万ユーロ(約25億円)を得られると考えている。ただし、クラブはレンタル移籍も検討している」と伝えている。
これまでも移籍の話題があったイスコだが、最終的にはレアルに残留してきた。今回は、イングランドに渡り、再びハメス・ロドリゲスとプレーすることになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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