ブラジルメディアが兄のアシス氏を直撃　「最優先事項はアメリカだが…」

　元ブラジル代表のファンタジスタ、ロナウジーニョが中国に移籍する可能性が浮上した。ブラジルのスポーツニュースサイト「UOL」が報じている。

　ロナウジーニョは昨年7月から9月までブラジルの名門フルミネンセでプレーしたが、現在は所属先のないフリーエージェントとなっている。

「我々はブラジルでのプレーの可能性を否定する。おそらく目的地はアメリカになるだろう。それは最優先事項だが、中国リーグになるかもしれない」

　兄で代理人を務めるアシス氏がこう語ったという。アメリカのMLSを第1希望としながらも、中国側とも交渉を進めることを明言している。

「多くの人が今季後半戦に復帰することを勧めてくるが、それは我々の計画にあることだ。（3月）28日に私は中国に行く。そしてロナウジーニョは、後半戦でプレーする準備を進める」

　欧州のトップリーグから相場以上の移籍金や年俸で選手を買い漁っている中国だが、そこにかつて世界最高選手と呼ばれた百戦錬磨の天才が加わる可能性が高まっている。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images