“デュエル王”遠藤航、秘密兵器公開も表情に同僚からツッコミ 「悪そうな顔してるなー」

パナマ戦でチームの流れをがらりと変えたMF遠藤航【写真:Getty Images】
パナマ戦でチームの流れをがらりと変えたMF遠藤航【写真:Getty Images】

マウスピースをつけて挑んだパナマ戦は大活躍 鎌田大地が写真の表情に注目

 日本代表MF遠藤航(シュツットガルト)は、日本時間13日の国際親善試合パナマ戦で後半頭から途中出場。中盤の潤滑油として攻撃を活性化し、1-0の勝利に貢献した。2019年のドイツ移籍後はデュエルにおける成長が目覚ましいが、パナマ戦の活躍は“新相棒”の好影響もあったことを明かすと、同僚からも思わず“ツッコミ”が入っている。

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 3-4-2-1システムでスタートした日本は、思うようにチャンスを作れず、前半をスコアレスで折り返した。停滞した状況を打破すべく、森保一監督は後半頭からボランチのMF橋本拳人(ロストフ)に代えて遠藤を投入。これがピタリと的中し、遠藤は中盤の潰し役としてだけでなく、ボールを引き出して起点となり、MF久保建英(ビジャレアル)やMF鎌田大地(フランクフルト)の持ち味を引き出した。FW南野拓実(リバプール)が決勝PKを奪取したシーンも、遠藤が久保につけたくさびから始まったものだった。

 データ分析会社「オプタ」によれば、パナマ戦の遠藤は後半45分間のみの出場でチーム2位の10デュエルを記録(勝率60%)。また10本以上の敵陣パスを記録したなかでは、成功率が両チーム含めてベスト(88.2%/17本中15本成功)という充実の内容だった。

 今季ブンデスリーガでもトップクラスのデュエル勝利数を記録している遠藤は、ツイッターとインスタグラムで「New style as a FIGHTER!!」と綴り、マウスピースをつけ始めたことを報告。「これでさらに球際強く行けそう、、」と効果を実感している様子だった。

 投稿では、青色と赤色、それぞれのマウスピースをつけた練習時の写真がアップされているが、同じドイツでプレーする日本代表MF鎌田大地(フランクフルト)が「悪そうな顔してるなー」とコメント。遠藤も「狩るよ~」とユニークに返答している。

 現地時間17日に行われる国際親善試合メキシコ戦でも、遠藤のボール奪取を含めたプレーが勝利の鍵となるかもしれない。

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