原口元気、3バックテストに前向き見解 「もしW杯のベルギー戦で変化できる戦術を持っていたら…」
W杯ベスト16の壁を破るうえで、4バックと3バックの併用へ前向きにトライ
森保一監督率いる日本代表は、現地時間17日に国際親善試合で強豪メキシコと対戦する。13日のパナマ戦(1-0)では3バックで臨んだが、途中出場したMF原口元気(ハノーファー)は、4バックとの併用について「幅を作っていることはポジティブ」と語っている。
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3-4-2-1システムを採用したパナマ戦は序盤に攻撃が停滞したが、後半にMF遠藤航(シュツットガルト)が入ってチームが活性化。MF久保建英(ビジャレアル)やMF三好康児(アントワープ)、MF南野拓実(リバプール)ら複数の選手が絡んだ際には迫力のある攻撃を見せた。原口も後半13分から左ウイングバックに入り、攻守で存在感を示した。
「いろんなポジションができるのは僕の一つの強みだと思っていて、代表でもチームでもいろいろなポジションをやるし、ある程度のパフォーマンスは出せると思っている。そのなかで、合格点ではなく100点を取りにいくようなパフォーマンスを出しにいくのが、僕の課題ですね」
10月シリーズでは3バックをほとんど練習で試さず、試合中にぶっつけ本番でテストするような形になったが、原口は4バックと3バックの併用については前向きな見解を示す。
「一つ壁を破るうえで、二つ(のシステムを)使えるのは大きな武器になる。それこそ(ロシア・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦)ベルギー戦に2-0から一つ変化できる戦術を持っているとか、3バックでもっと相手を困らせられたのではないかなと。ただ、2点を守るだけでなくもっと相手が混乱するようなシステムや戦術を持っていたらと。相手が強くなるほど、相手がより困ったり混乱するものを作っていくべきだとワールドカップを経験して思ったし、それが森保監督の狙い。一つのオーソドックスなものをやるのも一つかもしれないけど、幅を作っていることに対して僕らはすごくポジティブにトライしている」
ワールドカップの8強入りの目標を踏まえたうえで、原口は現時点でのトライをポジティブに捉えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)