華麗な“高速パス交換”からオーバーヘッド弾! 清水FWの美技を海外称賛「壮観なスタイル」
清水FWヘナト・アウグスト、C大阪戦で華麗な連係からオーバーヘッドで先制弾
清水エスパルスは14日、J1リーグ第27節でセレッソ大阪と対戦し、本拠地IAIスタジアム日本平で3-1と勝利した。今季初の連勝を収めたなか、華麗な連係からブラジル人MFヘナト・アウグストがオーバーヘッドキックで決めた先制ゴールに、海外メディアも「壮観なスタイル」「ファンタスティック」と称賛している。
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今月1日に今季就任したピーター・クラモフスキー監督との契約を解除した清水は、平岡宏章監督の下で再出発。初陣となった3日のJ1第26節ヴィッセル神戸戦に3-1と勝利し、今季初の連勝をかけてホームでC大阪と対戦した。上位争いを演じる相手に対し堂々とした戦いを披露した清水は、後半に3ゴールを奪って快勝。そのなかで海外メディアも注目しているのが、チームに勢いをもたらした後半4分の先制ゴールだ。
相手のクリアボールを、ハーフウェーライン付近でDFファン・ソッコがヘディングでカットしたところから、“ワンタッチ”でのつなぎがスタート。DFエウシーニョ→ヘナト・アウグスト→MF西澤健太と華麗につなぐと、再び走り込んだヘナト・アウグストが頭でFWカルリーニョス・ジェニオとワンツー。合計6本のワンタッチパスで敵陣中央を突破すると、ペナルティーエリア内に侵入したヘナト・アウグストがゴール左に流れながらも最後はオーバーヘッドキックでシュートをねじ込んだ。
この一連のプレーには、日本のサッカーファンも「ゴールまでの道筋が素敵すぎる」「神ゴール!!」など感嘆の声を上げていたが、海外メディアも驚きを示している。セルビアのスポーツ情報サイト「Sportske.net」は、「なんて達人だ、ヘナト・アウグスト!」と見出しを打って報道。「ブラジルのサッカー選手がファンタスティックなゴールを決めた」「見事!」と称えている。またポーランドメディア「WP SportoweFakty」も、「ブラジル人は敵ペナルティーエリアで賢さを示し、美しいゴールを決めた」「壮観なスタイル」と、瞬間的な判断でオーバーヘッドキックを選択したヘナト・アウグストのプレーを評価していた。
17位に低迷している清水だが、ブラジル人助っ人の卓越したテクニックは、海外にもインパクトを与えたようだ。