ベルギー代表監督がマンUでのフェライニの起用法に苦言 「彼のクオリティーを考慮すべき」

フェライニを絶賛するヴィルモッツ監督 「彼はボックス・トゥ・ボックス」

 ベルギー代表のマルク・ヴィルモッツ監督が、同代表MFマルアン・フェライニの所属するマンチェスター・ユナイテッドにクレームを飛ばしている。指揮官は「彼はボックス・トゥ・ボックスのMFだ」と、本来のポジションとは違う起用をされていると主張した。英地元紙「タイムズ」に対して語ったもの。

 フェライニは2013年にエバートンからユナイテッドに加入。そのエバートン時代からこの長身MFを重用してきたデイビッド・モイーズ監督の下では輝きを見せたが、ルイス・ファン・ハール監督就任後には印象的な活躍を見せることができず、肘打ちなどのラフプレーに注目が集まるなど、ネガティブなイメージがついている。

 それでも、フェライニはヴィルモッツ監督率いるベルギー代表では中心選手として活躍している。ユナイテッドで、高さを生かして最前線で起用されることも多いが、指揮官はその本職が自陣から相手陣内までの広いエリアをカバーし、攻守に貢献できるセントラルMFであると主張している。

「彼のことはよく知っている。私の目から見て、彼はボックス・トゥ・ボックス(のMF)だ。また、彼は6番のポジションを一人でこなすこともできる」

 

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