仙台FW長沢駿、ファン歓喜の自身J1初ハット達成 デュエル数&空中戦数でもトップ 「もう泣きそう」
仙台FW長沢駿が古巣G大阪戦でJ1初のハットトリックを達成
ベガルタ仙台FW長沢駿が14日、J1リーグ第27節ガンバ大阪戦で自身初のハットトリックを達成し、4-0でチームを18試合ぶりの勝利に導いた。かつて所属したG大阪相手に“恩返し”の3ゴール。データ会社オプタは「今試合ではデュエル数(23回:勝率43.5%)と空中戦回数(12回:勝率50%)がいずれもゲームハイ」と伝えている。
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主将マークを巻いて臨んだ一戦だった。8月8日第9節ヴィッセル神戸戦(2-1)以来、17試合勝ち星に恵まれていない状況。迎えたG大阪戦は長沢が2015年から19年までかつて所属した古巣でもあった。前半17分、FWイサック・クエンカの左サイドの突破からマイナスのパスを長沢がダイレクトで合わせて先制。前半終了間際にはCKからヘディングを合わせて追加点を決めた。第15節柏レイソル戦以来、複数失点していないG大阪から2点のリードを奪うと、後半30分にもクロスを頭で決めてリーグ戦で自身初のハットトリックを達成。チームを18試合ぶりの勝利に導いた。
かつて所属し、2017年にはキャリアハイの10ゴールをマークしたこともあるG大阪への“恩返し弾”。これまで何度もゴールを決めてきたパナソニックスタジアム吹田で圧巻のハットトリックだった。「オプタ」は「長沢駿はG大阪戦でJ1では自身初のハットトリックを記録。今試合ではデュエル数(23回:勝率43.5%)と空中戦回数(12回:勝率50%)がいずれもゲームハイ。これらは今季同選手が1試合記録した中でも自身最多の数値だった。エース」と、その強さを明かした。
クラブが勝利を伝えた公式ツイッターにはファンから「もう泣きそう」「最高の週末が帰ってきた」「やっとや、長沢かっこよかった」「クラブ歴史に残る闘い」と絶賛の声が相次いだ。長沢にとっても心に残る一日になったことだろう。