横浜FMが怒涛のゴールラッシュ! 6失点大敗の浦和、サポーターは試合中に横断幕撤収
今季ホーム最終戦で横浜FM攻撃陣が爆発、6-2と大勝
横浜F・マリノスが、今季のホーム最終戦となった14日の浦和レッズ戦で6-2と大勝。浦和の連続無敗は「6」でストップした。
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今月末からカタールでの集中開催で再開されるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場を控え、横浜FMは過密日程でリーグ戦を消化しており、この日が32試合目でホーム最終戦となった。FWオナイウ阿道をトップ下で起用するなど、中2日の試合にターンオーバーとテスト的な要素も加味されたメンバーの横浜FMは、開始直後からゴールラッシュを見せた。
まずは前半2分にFWジュニオール・サントスが浦和DF岩波拓也を鮮やかにかわして先制ゴール。さらに同10分にはFW水沼宏太のクロスを逆サイドからFW前田大然が頭で押し込んで追加点。続く同14分には、オナイウのスルーパスに抜け出したDF小池龍太が3点目を奪った。
浦和はダブルボランチの背後に入り込んでくるオナイウを捕まえる修正ができず、このまま横浜FMペースから挽回できなかった。同31分には横浜FMでの公式戦デビューとなったGKオビ・パウエル・オビンナが背後のスペースをカバーしてクリアしたボールが味方を直撃し、そのままゴールに転がり込むという珍しいオウンゴールで浦和に1点が入ったが、同38分には再びサントスがシュートを決めて横浜FMが4-1とリードしてハーフタイムを迎えた。
後半から浦和はDF山中亮輔とMF青木拓矢を投入して修正を試みたが、横浜FMに次々と最終ラインを突破される状況は変わらず。通常の試合であれば浦和GK西川周作が大絶賛されるレベルで決定機をストップしたものの、後半22分にはオナイウとのワンツーから水沼が5点目を決めた。
このタイミングで後半の飲水タイムを迎えたが、横浜を訪れた浦和サポーターはこの時間で横断幕を撤収し、太鼓での応援もストップして不甲斐ない戦いへ怒りのメッセージを送った。
その後も完全に横浜FMが自由自在に攻撃する構図の試合は変わらなかったが、決定力を欠いた。逆に浦和は同45分にカウンターからMFマルティノスが古巣相手にゴールを決めたものの、逆にその1分後にサントスがドリブル突破からハットトリック達成の追加点。マリノスが6-2で大勝を収めた。
逆に浦和は10月10日のサガン鳥栖戦からリーグ6戦無敗だったが、その好調さが嘘のような差を見せつけられての大敗となった。