「複雑な試合」の久保、最低評価の「失望」選手は? 英記者がパナマ戦“先発11人”を採点
パナマに1-0と勝利し2連勝も…低調な前半の内容を受け全体的に低評価
日本代表は現地時間13日、オーストリア・グラーツで開催された国際親善試合でパナマと対戦。後半16分にMF南野拓実の決勝PKで1-0と接戦を制し、10月シリーズのコートジボワール戦から3試合連続の無失点で2連勝を飾った。
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かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ(W杯)を6大会連続で取材した英国人記者のマイケル・チャーチ氏が、スタメンで出場した11選手を採点。低調だった前半の内容から全体的に低評価となるなか、ボランチで起用されハーフタイムに交代したMF橋本拳人(ロストフ)に「一言で言えば失望」と、単独最低評価を与えている。
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パナマ戦の日本代表スタメン11人の採点(10点満点)
【GK】
■権田修一(ポルティモネンセ) 5点
脅威の少ないパナマ攻撃陣相手にルーティンのようなセーブを見せていたが、前半の終盤に眉をひそめるようなワンプレー。ボックス内でのクロスの対応で読み違えをしていた。
【DF】
■植田直通(セルクル・ブルージュ) 5点
空中戦などで無難なプレーを見せたが、前半17分にヘディングで決定機を外す。
■吉田麻也(サンプドリア) 5点
植田と板倉とスムーズな連動を見せた。3バックの中央でほとんどピンチを迎えることはなかった。
■板倉 滉(フローニンゲン) 5点
最終ラインで堅実なプレー。時折脅威となったパナマのロングボールをしっかりとコントロールした。
■室屋 成(ハノーファー) 5点
酒井宏樹のような推進力の欠如が深刻。見どころはなかったが、守備では堅実だった
■長友佑都(マルセイユ) 5点
日本代表を長きにわたって支えてきたエンジン。シュートは枠内に飛ばせず、競り負ける場面もあったが、後半に復調気配を見せた。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。