リバプール、サラーが新型コロナ陽性で離脱か 地元紙が次節スタメン予想「キングの穴を…」
エジプト代表での活動を前に感染が判明し、すでに自主隔離の状況に
リバプールで日本代表MF南野拓実と同僚のエジプト代表FWモハメド・サラーが、新型コロナウイルス検査で陽性となった。リバプールはセンターバックに負傷者が相次ぐなかでさらにエースも自主隔離を余儀なくされたため、インターナショナルマッチウィーク明けのレスター・シティ戦のスタメンにも変化が起きそうだ。
サラーはエジプト代表に招集されており、アフリカ・ネーションズカップ予選でトーゴ戦と2試合を行う予定だった。しかし、現地時間13日にエジプトサッカー協会がサラーの新型コロナウイルス感染を発表。症状はなく、すでに自宅で隔離されているという。
これにより、サラーは代表活動終了後にリバプールでの試合を欠場する可能性が出てきた。オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、イングランド代表DFジョー・ゴメスなどセンターバックに負傷者が相次いでいるなかで、得点源のサラーも不在となれば大きな痛手となることは間違いないだろう。
そうしたなかで英地元紙「リバプール・エコー」では次節のプレミアリーグ第9節レスター戦(現地時間22日)の予想スタメンを公開している。
負傷者続出のセンターバックでは、ユーティリティープレーヤーのブラジル代表MFファビーニョが負傷から復帰する見込みで、4バックの中央で元カメルーン代表DFジョエル・マティプとコンビを組む予想となっている。
前節マンチェスター・シティ戦では4-2-3-1システムでスタートしたが、サラーが離脱すれば再び4-3-3システムへと変更される予想に。再び3人構成となる中盤の顔ぶれは主将のイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン、オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム、スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラが並びそうだ。
ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタや南野ら選択肢の多い攻撃陣の再編成については、記事で次のように記されている。
「ユルゲン・クロップはサラー不在なら4-3-3に戻すことになるだろう。直近のマンチェスター・シティ戦では新たなフロント・フォーを選択したが、今は選手層が薄くなった。彼にはジェルダン・シャキリや南野拓実、ディボック・オリギもいるが、彼らは主に試合終盤の交代選手として起用されている。
エジプトのキングの穴を埋めるため、サディオ・マネ、ディオゴ・ジョッタ、ロベルト・フィルミーノが先発の座を維持することになりそうだ。フィルミーノがゴールを決めるフォームを取り戻すときがくるすれば、それは今だ」
不動のフィルミーノとマネ、そして今季新加入ながらすでに7得点を決めている好調ジョッタが引き続き起用される見込みのようだ。
「リバプール・エコー」によるレスター戦のリバプールの予想スタメンは以下の通り。
GK
アリソン
DF
ミルナー
ファビーニョ
マティプ
ロバートソン
MF
ヘンダーソン
ワイナルドゥム
チアゴ
FW
マネ
フィルミーノ
ジョッタ
(FOOTBALL ZONE編集部)