森保J、パナマ戦出場全17選手「パフォーマンス査定」 文句なしの最高評価に輝いたのは?

パナマ戦に出場したなかでベストなパフォーマンスを見せた選手とは【写真:ⓒJFA】
パナマ戦に出場したなかでベストなパフォーマンスを見せた選手とは【写真:ⓒJFA】

3-4-2-1システムで臨んだ一戦は1-0でパナマに勝利 出場17選手を5段階査定

 日本代表は現地時間13日、オーストリア・グラーツで開催された国際親善試合でパナマと対戦。後半16分にMF南野拓実の決勝PKで1-0と接戦を制し、10月シリーズのコートジボワール戦から2連勝を飾った。

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 森保一監督は3-4-2-1システムを採用し、MF久保建英、MF三好康児、南野を前線でスタメン起用。前半をスコアレスで折り返したなか、後半頭から出場したMF遠藤航を起点に久保→南野とつないでPKを奪い、決勝点を手にした。ここではパナマ戦に出場した全17選手のパフォーマンスを、5段階評価(最高が五つ星=★★★★★)で評価した。

<GK>
■権田修一(ポルティモネンセ)=★★★☆☆
 今季は所属クラブで出場機会がない難しい状況のなか、安定したパフォーマンスを披露した。前半11分に相手FWガブリエル・トーレスのミドルを左手一本でセーブすると、強引にでもシュートを狙ってくるパナマ攻撃陣に冷静に対処。楢﨑正剛氏に並ぶ歴代トップタイの7試合連続無失点をマークした。

(出場なし)
川島永嗣(ストラスブール)
シュミット・ダニエル(シント=トロイデン)

<DF>
■植田直通(セルクル・ブルージュ)=★★★☆☆
 2019年11月のW杯予選キルギス戦以来の先発出場。ボランチへの縦パスを狙われてピンチを招いた場面はあったが、相手DFアンドレス・アンドラーデにぶつかられてもビクともしないなど、持ち前のフィジカルと空中戦の強さは健在だった。

■吉田麻也(サンプドリア)=★★★☆☆
 オフサイドトラップも仕掛けるなど、リベロとして3バックを統率。10月シリーズでは出番のなかった板倉をスムーズに組み込んでみせた。試合終盤にはFKでも惜しい場面を作った。

■板倉滉(フローニンゲン)=★★★☆☆
 2020年の日本代表戦で初出場。3バックの一角に入り、ペナルティーエリア内で体を張ったディフェンスを繰り返し、クリーンシートに貢献した。フローニンゲンでセンターバックのレギュラーを務めている分、最終ラインでのプレーも問題はなかった。

■室屋成(ハノーファー)=★★☆☆☆(→後半37分OUT)
 局面のデュエルではドイツでの成長も感じられたが、ギアアップしたいところで周囲と息が合わずに流れを止めてしまう場面が散見。後半13分のゴール前のチャンスも枠内にシュートを飛ばせず、10月シリーズを含めて酒井との総合力の差を露呈している。

■長友佑都(マルセイユ)=★★☆☆☆(→後半13分OUT)
 歴代単独2位となる通算123試合目の出場。攻撃が停滞していたこともあって前半はほとんどオーバーラップを仕掛ける場面もなく、同22分には球際で負けてピンチを招いた。最大の見せ場は後半9分の決定機だったが、ゴール前までのランニングこそ“らしい”プレーながら、シュートは枠内に飛ばせなかった。

■酒井宏樹(マルセイユ)=★★★☆☆(←後半37分IN)
 3バックの一角だった前回とは異なり、右ウイングバックとしてプレー。後半41分には相手最終ラインの裏へ思い切りよく低弾道のクロスを狙うなど、短い時間で持ち味を発揮しようと尽力した。

(出場なし)
冨安健洋(ボローニャ)
菅原由勢(AZ)

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