攻守に圧倒的な存在感! 流れを変えたMF遠藤、ドイツでの躍動は「自信になっている」
後半開始からボランチに投入、PK奪取シーンでも起点になる
日本代表MF遠藤航(シュツットガルト)は13日、オーストリア・グラーツで行われた国際親善試合パナマ戦に後半から途中出場。ボランチの一角を務めると攻守に存在感を発揮し、MF南野拓実(リバプール)のPK奪取シーンでも起点となった。チームに流れを呼び込んだ活躍に、本人は「縦に入れればチャンスになると分かっていた」と振り返っている。
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今季ブンデスリーガに昇格したシュツットガルトで、7試合フル出場と不動の存在となっている遠藤は、その充実ぶりをグラーツのピッチでも発揮した。後半開始からMF橋本拳人(ロストフ)と交代してピッチに立つと、すぐに存在感を発揮していく。ドイツでも称賛されている球際の強さでボールを奪い取ると、「しっかりボールを動かすことと、縦に入れればチャンスになると分かっていたのでそれを意識した」と振り返ったとおり、ビルドアップでも的確なポジショニングでパスを散らしていく。それが形として表れたのが、後半15分の南野のPK奪取シーン。遠藤が素早く久保にパスを通して決定機となった。
遠藤自身、ドイツで現在「デュエル勝利数」がリーグトップの116回を記録。クラブでの充実ぶりは代表戦でのプレーにも好影響を与えているようで、「コンスタントに試合ができていることは自信になっているので、それを出すだけだった」と振り返る。
森保一監督が率いる日本代表のボランチでも、今や主力としての圧倒的な風格を漂わせている。現地時間17日には、同じグラーツでメキシコと対戦。「2連勝して終わりたい。相手も強くなると思うので、もう一つ、二つギアを上げないといけない」と、力強く4日後の次戦を見据えていた。