2万5000人収容のスタジアムに4万人！　ピッチにも人が溢れ騎馬隊が出動

　26日に行われたアフリカ・ネーションズカップ予選で、驚愕の観客数が算出された。ナイジェリア対エジプトの強豪対決を見ようと、この試合には4万人の観衆が詰めかけたが、スタジアムの収容人員の数が2万5000人だったため、非常に危険な形で見ようとしていたファンが多かったと英国営放送「BBC」が報じている。

　両国はともにワールドカップ出場経験を持ち、アフリカの雄として知られる。同大会予選のグループGで2位のナイジェリアが首位エジプトをホームで迎え撃つということもあり、大きな注目を集めていた。

　試合は後半15分にFWエテボのゴールでナイジェリアが先制したが、試合終盤の同45分にエジプトのFWモハメド・サラーが同点ゴールを奪った。所属するローマでも存在感を放っている俊足アタッカーの一撃で、エジプトが敵地で貴重な勝ち点1をものにしている。

　しかし試合展開以上に話題となっているのが、その観客数だ。首位攻防戦ということもあって多くのファンが観戦に駆けつけたが、明らかにキャパシティを超えた状態になってもスタジアムが札止めになることはなかった。