「森保さんの意図をすごく感じる」 長友佑都が理解示す“3バック挑戦”の意味「W杯に向けて…」

日本代表DF長友佑都【写真:©JFA】
日本代表DF長友佑都【写真:©JFA】

森保ジャパンはパナマ戦で1-0の勝利 先発出場の長友は後半13分までプレー

 森保一監督率いる日本代表は、国際親善試合パナマ戦(1-0)から一夜明けた14日、オーストリア・グラーツでメキシコ戦(17日/日本時間18日)に向けて合宿6日目を迎えた。パナマ戦で1年ぶりに先発出場したDF長友佑都(マルセイユ)は、歴代単独2位の国際Aマッチ123試合出場を達成。90分通して挑戦した「3-4-2-1」の布陣に関して、独自の見解を示した。

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 苦戦を強いられながらも、勝ち点3を掴んだパナマ戦。森保監督は10月のオランダ遠征でも、試合途中から挑戦した3バックをスタートから採用した。前半はなかなか前線へのパスが通らず、決定機を作り出せなかった。だが、後半からMF遠藤航(シュツットガルト)が投入され、流れが変わった。0-0で迎えた後半14分、その遠藤からMF久保建英(ビジャレアル)にパスが通ると、すかさず前を向いた久保はペナルティーエリア手前まで運んで最前線のMF南野拓実(リバプール)へスルーパスを通した。抜け出した南野がエリア内で相手GKに足を掛けられて転倒。同16分に南野が自らPKを真ん中に蹴り込んで決めた。

 約1年ぶりの日本代表で、左ウイングバックとして後半13分まで出場。前半は苦しい展開が続いたが、最後は勝利をもぎとった。

「チームとしてはメンバーやフォーメーションが変わるなかで、前半は上手くいかない部分がたくさんありました。時間が経つにつれて良くなり、無失点、勝ち切れたことは良かったと思います」

 パナマ戦では、欧州組にとって初めてスタートから3バックを採用。これまでザッケローニ監督時代や西野朗監督の下でも挑戦した3バックについて、長友は「ワールドカップ(W杯)」を意識した“幅”だと解釈しているという。

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