レアル、ハーランド争奪戦を制す“切り札”は? スペイン紙注目「友情は明らか」
22年以降の移籍が噂されるハーランド、レアルの“切り札”はウーデゴールか
スペイン王者レアル・マドリードは、ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの獲得を熱望しているとも言われるが、そのための“切り札”があるとスペイン紙「AS」が報じている。
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前線に新たなスター選手の獲得を目指しているレアル。トップターゲットとしてパリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペと並んで名前が挙がっているのが20歳のハーランドだ。ドイツでゴールを量産する規格外ストライカーの動向は、スペインメディアでも再三にわたって取り上げられている。
ハーランドはドルトムントと2024年までの契約を結んでいるが、22年以降に契約を解除できる条項があると報道されており、2年後にはステップアップ移籍が噂されている。
ビッグクラブから引く手あまたの人気銘柄のハーランドに関しては、イングランド屈指の名門マンチェスター・ユナイテッドも獲得を目指すクラブの一つと言われている。スペイン紙「AS」によれば、レアルとユナイテッドはそれぞれがハーランド獲得のための“切り札”を持っているという。
ユナイテッドはハーランドと同じミノ・ライオラ氏が代理人を務めるMFポール・ポグバの存在を利用できると考えているという。さらにもう一つの切り札が、オレ・グンナー・スールシャール監督の存在だ。同監督はモルデFK時代に当時16歳のハーランドをデビューさせた張本人で、マンチェスターでの再会も期待される。しかし、ここ最近の不振によってスールシャール監督の解任説が浮上していることが、ハーランド争奪戦においても不安要素となっている。
一方のレアルにとっての切り札は、今季レンタルバックでクラブに復帰したノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールだ。記事では「(ハーランドと)ウーデゴールの友情は明らかで、代表チームでの彼らの関係は、この先のクラブレベルでも素晴らしい関係を築くためのレシピになるだろう」と指摘されている。代表戦でハーランドと抜群の連係を見せているウーデゴールが、移籍マーケットでの鍵を握る存在となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)