W杯予選でパラグアイと1-1ドロー、試合中に撮影されたメッシのワンプレーが話題

　アルゼンチン代表は現地時間12日、カタール・ワールドカップ（W杯）南米予選第3節でパラグアイ代表と対戦し、ホームで1-1と引き分けた。開幕3連勝を逃したアルゼンチンだが、絶対的エースのFWリオネル・メッシ（バルセロナ）が試合中に見せた“空中トラップ”の瞬間を捉えた1枚が、海外メディアで話題を呼んでいる。

　10月に開幕したW杯南米予選で2連勝を飾ったアルゼンチンは、第3節でホームに難敵パラグアイを迎えた。試合は前半21分にPKで先制点を許すも、同41分にFWニコラス・ゴンサレス（シュツットガルト）が決めて同点に。さらに後半12分には、メッシがゴールネットを揺らすも、VAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）によって直前にファウルがあったと判定され、勝ち越し弾は幻となった。試合はこのまま1-1で終了し、アルゼンチンは3連勝を逃す結果となった。

　そうしたなか、海外メディアはこの試合で生まれたワンシーンに注目している。浮き球のボールに対してメッシがジャンプし、左足を頭の上まで高く上げ、つま先付近でボールをトラップしたと見られる瞬間を捉えた写真だ。この1枚に米スポーツ専門局「ESPN」公式ツイッターは「エア・メッシ」と反応。またアメリカのスペイン語テレビ局「テレムンド・デポルテ」公式ツイッターは、「10番の魔法！　リオネル・メッシは彼のクオリティーでみんなを驚かせた。同僚でさえ驚いた！」と綴り、目の前に立っていたMFジオバニ・ロ・チェルソ（トッテナム）とMFレアンドロ・パレデス（パリ・サンジェルマン）の表情に注目している。

　パラグアイ戦ではゴールこそ奪えなかったものの、33歳となった“天才”は今も絶大な存在感をピッチ上で放っている。