「ドイツのツバサ」 独代表MF、相手5人包囲の漫画級“決定的瞬間”をバイエルン公開
ドルトムント守備陣に囲い込まれたサネのワンシーンに注目 「ドイツのツバサ」
バイエルン・ミュンヘンは現地時間7日、ブンデスリーガ第7節でドルトムントと対戦し、3-2で勝利した。今季加入したドイツ代表MFレロイ・サネにとっては初の“デア・クラシカー”となったが、海外メディアはドルトムント守備陣に囲まれるサネの場面を、世界的人気を誇る日本の漫画「キャプテン翼」にたとえている。
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第6節終了時点で首位に立っていたバイエルンだが、2位ドルトムントとは勝ち点「15」で並んでおり、文字通りの天王山として“デア・クラシカー”を迎えた。試合は3-2でバイエルンが接戦を制したが、とりわけ大きな仕事をやってのけたのが後半24分に途中出場したサネだ。
2-1で迎えた後半35分、敵陣からカウンターを発動すると、右サイドでパスを受けたサネがドリブルでペナルティーエリア内に侵入し、鋭いステップから左足を振り抜いてゴール左隅に流し込んだ。最終的にはこの一撃が決勝弾となり、バイエルンを勝利へと導くことになった。
そんななか、バイエルン公式インスタグラムはドルトムント戦のワンシーンにスポットライトを当てている。「ドイツのツバサ」と文章を添え、ボールを保持するサネをドルトムント守備陣が5人で囲い込む場面を投稿し、「キャプテン翼」の主人公である大空翼が相手5人に徹底マークされる名場面と比較していた。
バイエルンはチームの両翼を長年務めていた元フランス代表MFフランク・リベリー(フィオレンティーナ)と元オランダ代表MFアリエン・ロッベン(フローニンゲン)が昨夏に退団。その後釜として今季サネが加入したが、リーグ優勝を争うライバルのドルトムント相手に結果を残し、存在感を示している。