オーバメヤン新契約、“今夏ワースト”と元英代表FW主張 「ファンを魅了することはできない」
今夏に新契約を締結後、リーグ戦わずか1ゴールのオーバメヤン
かつてセルティックやチェルシーでプレーした元イングランド代表FWクリス・サットン氏は、アーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンとの新契約が、プレミアリーグで今夏に交わされた契約のなかでワーストだと主張している。
2018年1月にアーセナルに加入したオーバメヤンは、18-19シーズンにはプレミアリーグ得点王を獲得するなどチームのエースとして活躍してきた。UEFAチャンピオンズリーグ出場を熱望しているといわれて移籍の噂は絶えず、今夏もバルセロナからの正式オファーやセリエAのインテルからも関心が寄せられていたとされるなか、残留を選択。アーセナルと新たに3年契約を結び、週給35万ポンド(約4700万円)以上でプレミア1の高給取りになったとも伝えられている。
ところが、新契約が交わされて以降、オーバメヤンは失速。今季はリーグ戦でわずか2ゴールにとどまっており、オープンプレーからの得点は1回のみという状況だ。サットン氏は、英紙「デイリー・メール」の自身のコラムで「今夏ワーストの契約」として、オーバメヤンの新契約に言及。次のように綴っている。
「アーセナルがオーバメヤンと契約延長すれば、それは新戦力と同じようなものだと言われていた。あれこれと大騒ぎをした後、最終的に新契約にサインをしたが、それ以降は(リーグ戦で)1回しかゴールを決めていない(実際は2回)。もし有観客で試合をしていたら、彼がファンを魅了することはできないだろうね」
一方で“ベストディール”に挙げたのは、チェルシーのセネガル代表GKエドゥアルド・メンディとの契約。同氏はロンドンのライバル同士で対照的な契約が生まれたと見ているようだ。まだシーズンは始まったばかりだが、オーバメヤンは今後、批判を覆すような成績を残すことができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)