アーセナルに“新怪物ロナウド”誕生の可能性!? クラブOBが称賛した19歳の逸材とは?
アーセナルOBのキャンベル氏は19歳のブラジル人FWマルティネッリに期待
アーセナルOBのFWケビン・キャンベル氏が、古巣でプレーする19歳のFWガブリエル・マルティネッリについて、ブラジル代表で活躍した“怪物”ロナウド氏を引き合いに絶賛している。英紙「デイリー・エクスプレス」が伝えた。
U-23ブラジル代表のマルティネッリは、昨夏にブラジル4部イトゥアーノからアーセナルに移籍を果たすと、加入1年目にして公式戦26試合で10得点を記録。そんな“ライジングスター”をクラブも高く評価し、今夏に異例の長期契約延長を勝ち獲った。英国メディアによると4年契約の好待遇だという。
キャンベル氏は英メディア「フットボール・インサイダー」で、「マルティネッリは昨季、素晴らしかった。力強く、ダイレクトで、ブラジルのロナウドを連想させる本当に一握りの逸材」と言及。「彼のボールの拾い方とゴールへの向かい方は素晴らしい。彼がロナウドと言っているわけじゃないが、ロナウドを連想させる。特に(1月の)チェルシー戦でのゴールは(ロナウドを)彷彿とさせるものだった」と称賛の言葉を贈っている。
“元祖・怪物”のロナウド氏は、PSV、バルセロナ、インテル、レアル・マドリード、ACミランと欧州の強豪クラブを渡り歩き、最後は母国の名門コリンチャンスでキャリアを終えた。全盛期には超人的なスピードを武器にゴールを量産し、ブラジル代表としてもワールドカップ優勝、MVP、大会得点王と数々の栄誉に浴している。
キャンベル氏はマルティネッリには大きな将来が待っていると期待を示しつつも、「余計なプレッシャーはかけたくない。なぜなら、怪我を負ったので、復帰して再び適応し、気持ちよくプレーするためには時間が必要だ」と、今年初旬に膝に深刻な怪我を負ってからいまだ回復途中にある状況を気遣うコメントも残した。
(FOOTBALL ZONE編集部)