苦境の香川がゴール宣言! 背番号10の先輩に肩を並べる一撃を「次の試合で絶対に取りたい」

29日のシリア戦に4-2-3-1のトップ下で先発か

 日本代表MF香川真司(ドルトムント)が、29日に埼玉スタジアムで行われるロシア・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選最終戦となるシリア戦で、背番号「10」の先輩MF中村俊輔(横浜FM)に肩を並べるゴールを決めると意欲を見せている。すでに最終予選進出を決めている日本にとっては首位通過の懸かる大事な一戦で、トップ下の位置から積極的に攻撃に絡みたいと宣言した。

 5-0で快勝を収めた24日のアフガニスタン戦、長距離移動の疲労を考慮された香川はベンチスタートで、後半19分から途中出場した。この試合での日本は5得点を奪って大勝したとはいえ、相手の守備をなかなかこじ開けることができず、前半はFW岡崎慎司(レスター)が決めた1得点のみ。香川は29日のシリア戦では4-2-3-1システムのトップ下での先発も予想されている。日本の課題とも言える序盤の停滞を解消するため、自身が攻撃陣の旗手としてプレーしたいと意気込んだ。

「チームの最前線でゴールやアシストが求められるポジションだし、それをやる上でつなげていく過程が大切なので、よりボランチやサイドバックの周りの選手とコンビネーションしながら。サイドが起点になって攻撃が展開されているので。逆サイドだったり、両ウイング、サイドバックがどれだけ攻撃に絡めるか。そういう選手の動き出しの質や出し手の質も高めていきたい」

 今月17日には27歳を迎え、代表でも中堅の存在となった。「こういう時期でいろいろな経験をしてきた時に、一人の選手として成長している選手が多い。自分もいろいろな経験を踏まえて、チームで出来ることはいろいろとあると思う」と、マンチェスター・ユナイテッドやドルトムントといったビッグクラブでプレーしてきた経験をもとにさらにレベルアップし、代表にもうまく還元したいと力強く語った。

 

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