PSGのレオナルドSD、ベテラン2人“フリー放出”に悔恨 「間違いを犯したかもしれない」
33歳のカバーニがユナイテッドへ、36歳のチアゴ・シウバがチェルシーにそれぞれ移籍
パリ・サンジェルマン(PSG)のスポーツダイレクター(SD)を務める元ブラジル代表MFレオナルド氏は、ベテラン選手を無償で手放したことを今では悔いているようだ。ウルグアイ代表FWエディソン・カバーニ(マンチェスター・ユナイテッド)とブラジル代表DFチアゴ・シウバ(チェルシー)の放出は「間違っていたかもしれない」と話した。英紙「デイリー・メール」が報じている。
PSGは昨季、2季ぶりに国内三冠を成し遂げ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではクラブ史上最高位の準優勝を果たした。
そのなかで、2013年からチームの得点源として活躍してきた33歳カバーニが契約満了をもって昨季限りで退団。2012年にミランから加入して主将も務めた36歳のシウバも、CL決勝のバイエルン・ミュンヘン戦を最後にチームを去った。
無所属となった2人は、カバーニがマンチェスター・ユナイテッド、シウバがチェルシーへとそれぞれ加入。ともに初挑戦のプレミアリーグだが、新天地でもハイパフォーマンスを披露し、健在ぶりを示している。
PSGのレオナルドSDは2人の放出について、コロナ禍での財政面や選手の年齢などを考慮した「難しい決断」だったと振り返っている。
「我々は彼らときちんと話していた。彼らが望むものを与えることができなかったんだ。財政的、そして世代的な問題だ。その時はマルキーニョスとキンペンベを頼りにしていた。難しい決断だった。我々は間違いを犯していたのかもしれない」
PSGは世代交代を見据えて放出に踏み切ったはずだが、それでも2人をフリーで退団させたケースについてはレオナルドSDも“間違いだった”と感じているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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