リバプール守護神、マンC戦で披露した“超絶パントキック”に英注目「インチ単位で完璧」
リバプールGKアリソンのロングフィードに脚光 「アーノルドが誇示してきたパスそのもの」
リバプールは現地時間8日、プレミアリーグ第8節でマンチェスター・シティと対戦し、1-1と引き分けた。この試合でイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが負傷交代するアクシデントに見舞われたが、ブラジル代表GKアリソンが披露した正確無比なパントキックに「インチ単位で完璧なロングボール」と脚光を当てている。
昨季30年ぶりのリーグ優勝を達成したリバプールだが、2018-19シーズンは勝ち点97を積み上げながらも、わずか勝ち点1差でシティに後塵を拝していた。近年、国内でも最大のライバル関係を築いている両チームの対戦は、前半13分にエジプト代表FWモハメド・サラーがPKでリバプールが先制するも、同31分にシティのブラジル代表FWガブリエル・ジェズスに同点弾を決められ、1-1の痛み分けとなっている。
一方、右サイドバック(SB)として不動の地位を築き、抜群のキック精度を誇るアーノルドが後半18分に足を痛めてピッチに座り込んでしまい、負傷交代するアクシンデントにも見舞われた。リバプールにとっては手痛い離脱となったが、英メディア「Read Everything」は「アリソンが右SBでトレントの代役を務めることができるとファンがジョーク」と見出しを打ち、アリソンが見せたワンプレーに脚光を当てている。
ボールを持ったアリソンがパントキックを前線に送り込むと、左サイドに位置していたセネガル代表FWサディオ・マネの足元へピタリ。記事では「アリソンがインチ単位で完璧なロングボールを見せた。それは、アーノルドが誇示してきたパスそのものだった」と伝え、その正確無比なキックに惜しみない賛辞を送っていた。
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