「自分の立場を守る強いパワーになる」 酒井宏樹、名門マルセイユに見出す“5年目のやりがい”

日本代表DF酒井宏樹【写真:©JFA】
日本代表DF酒井宏樹【写真:©JFA】

2016年のフランス移籍から名門マルセイユでレギュラーとしてプレー

 森保一監督率いる日本代表は10日、国際親善試合パナマ戦(13日)とメキシコ戦(17日/日本時間18日)に向けて、オーストリア・グラーツで合宿2日目を迎えた。10月のオランダ遠征に続いての招集となったDF酒井宏樹は、所属5年目を迎えたマルセイユでの“やりがい”についてオンライン会見で語った。

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 柏レイソルのユースで育った酒井は、2009年に柏のトップチームに昇格。2012年7月にドイツへ渡ると、ハノーファーで4年間プレー。2016年にフランスの名門マルセイユへ移籍し、加入当初からレギュラーを張り、今季序盤戦ではパリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールとの激しいマッチアップが注目を集めた。

 今季はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも初出場を果たしているが、酒井はその時のチームで感じた“直感”を大切にしているという。

「4大リーグでやりたいと思ったのでドイツに行きましたけど、残留争いをして、自信のあるチームや歴史のあるチームに行きたいと思ってマルセイユに行った。もともとではなく、行ったチームで感じて次を選んでいった。自分が決断した道なので、常にいい方向に進んでいるとしか思わないし、自分以外の人が見て良い方に進んでいると思ってもらえるようにプレーするだけだと思う」

 そして、名門マルセイユでのやりがいについて問われた酒井は、このように答えている。

「やりがいは、良ければ神様のように崇められ、悪ければ罪を犯した人のように叩かれること。1試合、1試合で評価が変わるので危機感があるし、自分の立場を守る強いパワーになる。それを5年間やらせてもらっている」

 日本代表でも不動のレギュラーを務め続ける酒井は、海外の厳しい環境に揉まれながら自分を磨き続けている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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