なでしこリーグが開幕! 再出発を誓う現代表と次代の主役候補が輝きを放つ

次代を担うタレントが顔を揃えた女王ベレーザと浦和の一戦は引き分け

 今季のなでしこリーグが開幕し、1部は26日と27日に各地で5試合が行われた。昨季女王の日テレは、一昨季の女王である浦和と対戦し1-1で引き分けた。また、INACはなでしこジャパン選出メンバーの活躍により大阪高槻に3-1と快勝した。

 リオデジャネイロ五輪本大会への切符を逃した日本女子サッカーにとっては、国内リーグの開幕は新たなスタートになった。ベレーザと浦和の対戦は、ベレーザのMF長谷川唯、MF隅田凜、浦和のDF北川ひかるといった今秋のU-20女子ワールドカップで主力になりそうなメンバーや、ベレーザFW田中美南、浦和MF猶本光など次代のなでしこジャパンを背負うことが期待される選手たちが、多く名を連ねるなかでの対戦になった。

 試合は前半7分に浦和がDF乗松瑠華の右クロスからFW後藤三知のゴールで先制し、1-0のリードで前半を終えた。後半から日テレはMF隅田が出場すると、同29分に「裏に抜け出るプレーを心掛けていた」というその隅田が、ゴール前の混戦から押し込んで同点。浦和は直後に、昨年のU-17女子ワールドカップ優勝メンバーで17歳のMF長野風花を投入したがスコアは動かず。両チームともに展開の速い好ゲームだったが、このまま1-1で引き分けた。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング