クレスポの監督解任会見に妻が乱入 「クソッタレ!」とモデナ幹部を罵倒し、給与未払いを暴露

失意にまみれた元名FWの新人監督 セリエB18位と成績不振により解任

 元アルゼンチン代表のストライカー、エルナン・クレスポは今季からセリエBの監督に就任していたが、26日のカリアリ戦で敗れた後にあえなく解任となった。しかし、その記者会見の席にクレスポの妻が乱入して暴言を吐くなど、現場は大混乱に陥ったという。複数のイタリアメディアが伝えている。

 イタリア地方都市モデナの地元紙「ガゼッタ・ディ・モデナ」では、クラブが公式にこのカリアリ戦後にクレスポを解任したことを報じた。現在22チームで争われているセリエBでモデナは18位。就任にあたって「ピッチを支配するグラウンダーでのパスサッカーを展開するんだ」と意気込んでいた新人監督は、思うような結果が出せなかった。

このカリアリ戦も、先制点を挙げながらもアディッショナルタイムのみで2失点して逆転負けを喫するショッキングな内容だった。

 ACミランなどでプレーしたモデナのマッシモ・タイービSDは、試合後にイタリア衛星放送局「スカイ・スポーツ」のインタビューに応じ、「会長と私が話し合った決定を、クレスポ監督に伝えた。選手たちがメンタル面でうまくいっていないのは事実で、“ショック療法”が必要だ」と話した。

 

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