森保監督、グラーツ在住・名将オシムとの“再会”を熱望 「お会いしてお話できれば」
日本代表はオーストリア・グラーツで合宿を開始 「オシムさんと会う機会ができれば」
森保一監督率いる日本代表は9日、国際親善試合パナマ戦(13日)とメキシコ戦(17日/日本時間18日)に向けて、オーストリア・グラーツで合宿初日を迎えた。新型コロナウイルスの影響もあり、10月に引き続き国内組は招集せず、海外組だけで構成。今回、合宿を行うグラーツには元日本代表監督のイビチャ・オシム氏が住んでおり、森保監督は「お会いしてお話ができれば」と明かした。
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新型コロナウイルスの感染拡大により年内のワールドカップ(W杯)予選が延期となるなか、10月には、昨年12月のE-1選手権以来10カ月ぶりの活動を実施。オランダ遠征で2連戦を戦い、カメルーンと0-0、コートジボワールとは1-0で勝利を収めた。続く今回の遠征ではオーストリアでW杯出場経験のある強豪と2連戦を行う。
そのなかで、森保監督は合宿地のグラーツ在住であるオシム氏との“再会”を熱望。これまでは指揮官がS級ライセンス受講時にオシム氏のトレーニングを見学し、ディスカッションした際に一度会っただけ。プライベートな付き合いはなかったという。新型コロナウイルスの感染に最大の注意を払いながらも、「お会いしてお話できれば」と期待を寄せた。
「代表スタッフ、選手の前に来ていただいて何か話していただいたり、コミュニケーションを取る場があれば嬉しい。スケジュール的に確定していないが、オシムさんと選手・スタッフが会う機会ができればと調整してもらっています。ただコロナの感染状況がありますし、人の行き来ができるか、あるいはオシムさんの安全を考えた時に会うことが可能かというのは今調整してもらっているところ」
旧ユーゴスラビア代表を1990年イタリアW杯で8強に導き、オーストリアのシュトルム・グラーツを8シーズンにわたって指揮したオシム氏。2003年からジェフユナイテッド市原(当時)の監督に就任すると、豊富な運動量をベースにしたコレクティブなサッカーで注目を集め、05年にはナビスコカップ(現ルヴァンカップ)を制してクラブ初タイトルをもたらし、翌年からは日本代表を率いた。名将からの“ハッパ”は、日本代表にとっても素晴らしい刺激となりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)