ラッシュフォードは「記念碑となった」 地元で制作の“壁画”に英注目「傑作アート」
幼少期を過ごしたウィジントンでラッシュフォードの壁画が作られる
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの“壁画”が制作され、話題となっている。
ユナイテッドの下部組織出身のラッシュフォードは、2015-16シーズンにトップチームデビュー。23歳ながらこれまでに公式戦225試合74得点の成績を残しており、すでに名門のエースとして確固たる地位を築いている。
今季はチームがなかなか波に乗れないなかでも、6試合2得点2アシストと気を吐いているラッシュフォード。オフ・ザ・ピッチのチャリティー活動が称賛されることも多いが、そんなラッシュフォードの壁画が制作されたという。
英地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」によると、作者はストリートアーティストのAkse氏。ラッシュフォードが幼少期を過ごしたウィジントンで、現地のプロジェクトによって制作が決まったという。
実際の壁画はモノトーンの荘厳な作品に仕上がっており、英紙「ザ・サン」は「素晴らしい壁画によって、マンチェスターの街でラッシュフォードは記念碑となった。傑作アートの一つがビルの間に誕生」と紹介。貧困問題の解決にサッカー選手の枠組みを超えて取り組むなど、ラッシュフォードの功績も改めて称えている。
Akse氏は自身の公式インスタグラムで作品を紹介するとともに「マーカス・ラッシュフォードが子供たちの貧困を解決すべく戦う姿は、英国中の人々に影響を与えた」と綴っており、手放しの称賛を送っている。ピッチ内外で活躍を見せるラッシュフォードは、23歳にしてすでに英国を代表する文化人としての評価も確立しているようだ。
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