マンC獲得合意と報じられた若きフランス人DFが重傷 移籍にも影響か

ビッグクラブが関心を寄せる新鋭DF

 ビッグクラブが獲得に乗り出しているというアスレチック・ビルバオのU-21フランス代表DFアイメリク・ラポルテが、24日に行われたU-21スコットランド代表との試合中に右足を負傷した。診断の結果、右足腓骨(ひこつ)と足首を脱臼骨折して戦線を離脱することが明らかになった。クラブが公式サイトを通じて声明を発表した。

 ラポルテの負傷について相手選手との接触後、倒れた際に右足首が不自然な曲がり方をしていることが確認されており、重傷になると予想されていた。その後、クラブは公式サイトで、ラポルテが右足の腓骨と足首の脱臼骨折と診断されたことを発表。同選手はビルバオに戻って29日にも手術を行う予定で、全治などの詳しい情報はその後に明らかになるようだ。

 ラポルテは現在21歳。希少な左利きのセンターバックとして、バルセロナやレアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッドといったビッグクラブからの関心が伝えられていた。さらに、来季からマンチェスター・シティの新指揮官就任が決まっているジョゼップ・グアルディオラ監督(バイエルン・ミュンヘン)が、獲得を熱望しているとも言われる逸材だ。

 シティへの移籍に関し、移籍金3960万ポンド(約63億円)ですでに合意に達していたとの報道もあったが、この負傷が今夏の去就にも大きな影響を及ぼすことは間違いないだろう。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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