バルサは「間違いを認める根性がなかった」 アウベスが激白、“逆オファー”も復帰実現せず

元バルセロナのブラジル代表DFダニエウ・アウベス【写真:Getty Images】
元バルセロナのブラジル代表DFダニエウ・アウベス【写真:Getty Images】

PSG移籍時に古巣へ“逆オファー” 「バルサに戻りたかった」

 母国の名門クラブであるサンパウロでプレーするブラジル代表DFダニエウ・アウベスが、過去に古巣バルセロナに対して復帰のオファーをしたと告白した。しかし、クラブはアウベス放出が間違いだったことを認める勇気がなく、復帰が実現しなかったと主張している。英紙「デイリー・メール」が報じた。

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 2008年にバルセロナに加入したアウベスは、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で不動の右サイドバックとして君臨。若き日のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと名コンビを組み、リーガ・エスパニョーラ優勝6回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)、UEFAスーパーカップ、クラブワールドカップを各3回制覇するなど、数々のトロフィーをチームにもたらした。

 2016-17シーズン開幕前にユベントスへ移籍したアウベスは、1シーズンのみの在籍だったがセリエA、コッパ・イタリアで優勝。CL決勝進出にも貢献する活躍を見せた。

 アウベスは、スペインのラジオ局「RAC1」のインタビューで、ユベントスを退団する際にバルセロナ復帰の選択肢を提示したものの、クラブ上層部は同選手にオファーを出すことはなかったという。

「私はバルサに復帰の逆オファーをしたんだ。私がユーベに行ったのは、まだ自分が高いレベルでプレーできると証明するためだった。バルサに戻りたかったし、彼らは私を必要としていたが、彼らは自分たちが(私を放出したことを)間違いだったと認める根性がなかった。もし、彼らが私に対して相応の対応をしていたら、私は今でもバルサでプレーしたいと思っていただろう。このクラブが大好きだからね」

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