4-4-2新布陣に手応えも反省しきりの”司令塔”柏木 「もっとメリハリを意識したい」
最終予選進出の日本代表 配球役のレフティーが29日シリア戦での活躍を誓う
日本代表MF柏木陽介(浦和)は、29日に行われるロシア・ワールドカップのアジア2次予選シリア戦で本領発揮を目指す。日本は24日にアフガニスタンを5-0で圧倒し、アジア最終予選進出を決めた。その試合から一夜明けた25日、柏木ら先発組は軽めの調整となった。練習後、報道陣の前に立った柏木は、中盤をダイヤモンド型とする4-4-2の新システムへの手応えと、自らの課題について口を開いた。
左サイドハーフとして出場した新システムについては、「実質、前日だけだったので難しかった。いい経験はできたと思う。2トップも距離感が良かった」と、前線の力強さを感じたという。
その一方で、個人のパフォーマンスには「悪くはなかったが、もっとうまくやっていきたい。もっとメリハリを意識していきたいし、決定的なパスを出す場面を作っていきたい。ワンタッチのコンビネーション以外はもっとできたと思う。切り替えの部分は良かったが、与えられたポジションで良いところを出していきたい」と反省の言葉を並べた。
29日のシリア戦では機動力と、得意の左足を生かした柏木らしい機知に富んだプレーに期待したいところだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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