冨安の去就にも影響? 名門ミラン、シャルケの20歳“35.5億円DF”獲得に本腰か
トルコ人DFオザン・カバクにミラン強化担当のマルディーニ氏が関心か
イタリア・セリエAの名門ACミランで強化責任者を務める元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏が、ドイツ・ブンデスリーガのシャルケに所属する20歳のトルコ人DFオザン・カバクの獲得に本腰を入れていると、イタリア紙「コリエレ・デラ・セーラ」が報じている。
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ミランは5日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第3節でフランスのリールと対戦したが、0-3で完敗した。同紙では負傷から復帰したイタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリのパフォーマンスについて「長い筋肉損傷の後、彼はまだ本来のレベルに戻っていないという事実を確認させた」と、そのプレーを厳しく論じた。
そのうえで同紙では、「マルディーニは再びカバクを求めている。1月にシャルケのセンターバックについて交渉が再開される可能性がある。まず、役に立つだろう」と、最終ラインの補強への動きがあることを報じた。
ドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」では、すでにブンデスリーガの名門でプレーするカバクの市場評価額は2900万ユーロ(約35億5000万円)。一方、シーズン前にはボローニャの日本代表DF冨安健洋の獲得にミランが動いたとの報道があったが、ボローニャのクラブ幹部は3000万ユーロ(約37億円)級のオファーが必要としたが、同サイトでの冨安の市場価値は1800万ユーロ(約22億円)とされている。
冬の移籍市場において、ミランが最終ラインの補強に動くのは間違いない情勢と言えそうだ。若いセンターバックを求めているという状況からも、カバクを巡る交渉次第では、再びミランの獲得候補として冨安の名前が浮上する可能性もありそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)