マンUの「“ふざけた”守備陣形」に反響拡大 OBも断罪…「まるで10歳以下のサッカー」
CLバシャクシェヒル戦で前がかりになった裏を突かれて軽率な失点を喫する
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間4日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節で格下イスタンブール・バシャクシェヒルFK相手に1-2で敗れた。前半13分に献上した安易すぎる先制点のシーンに、「“ふざけた”守備陣形」と反響が拡大している。
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0-0で迎えた前半13分、バシャクシェヒルが自陣ペナルティーエリア内からロングフィードを放り込むと、ユナイテッドは守備陣を含めて全員が前がかりとなっていたため、裏に抜け出したFWデンバ・バにハーフウェーライン付近からガラ空きの自陣スペースで独走ドリブルを許してしまう。中盤の元セルビア代表MFネマニャ・マティッチが懸命に帰陣するも追いつけず、そのままGKディーン・ヘンダーソンとの1対1を制され、あっさりと先制点を献上した。
あまりにも安易な失点に、スペイン紙「マルカ」は「史上最低のポカ?」と揶揄するなど、お粗末な守備に非難が殺到。そのなかで衛星放送「BTスポーツ」公式ツイッターは「ここで何が起こっているんだ?」と綴り、デンバ・バにボールが渡る瞬間の画像を公式ツイッターで公開したことで、さらなる反響を呼んでいる。
英紙「ザ・サン」は「デンバ・バがユナイテッドの“ふざけた”守備陣形を利用」と見出しを打ち、異例の“ガラ空き”陣形に注目。「(GKを除く)10人が攻撃に参加し、誰もがバシャクシェヒルのゴールから35ヤード(約32メートル)以内に位置していた」と“失態”に言及し、解説者でユナイテッドOBの元イングランド代表MFポール・スコールズ氏のコメントも次のように伝えている。
「このゴールは完全に組織が崩壊している。まるで10歳以下のサッカーだ。4バックの選手たちは何をしていたんだ? 私には全く分からないね」
結局、この失点が響く形で1-2の敗戦を喫したユナイテッド。依然としてグループHの首位には立っているものの、ダメージの残る失点と敗戦になってしまった。